2018年モズク生産状況

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生産量第1位勝連漁協、第2位知念漁協は不動

2018年養殖モズク漁は1月中旬、知念漁協で早採りモズクの水揚げが始まり、幸先よいスタートを切った。しかし、モズク生産量県内第1位の勝連漁協はスタート時失速し、トータル生産量が懸念されたが、中盤以降に盛り返し8,300トン超え、県内漁協中第1位を維持した。また知念漁協は3,419トンで第2位、安定した生産となった。この上位2漁協は過去20年以上順位は不動で、この2漁協で県内生産量の64%を占める。両漁協の生産量のいかんが県全体のモズク漁にダイレクトに影響する状況だ。

養殖モズクの漁協ランキング変動をみる

表「2013~2018年沖縄県養殖モズク生産量」を示した。これは、同協議会で配布された資料だが、この中から養殖モズクだけを取り出したのが表「沖縄県内オキナワモズク生産量ランキング」である。過去5年間の同協議会加盟漁協17のオキナワモズク生産量の順位変動をみたものである。

八重山漁協の伸び顕著
それをみると、1位の勝連漁協、2位の知念漁協は前述した通り過去5年間不動である。しかし、3位は、ことしは八重山漁協だが、久米島漁協、伊是名漁協の間で順位を争っている。3~5位は今度もこの3漁協が争うものと予想される。八重山漁協は過去5年間で最高の2,309トンで県内第3位。同漁協地区は広大な漁業権エリアを有しているため、特定区画漁業権をさらに拡大すれば生産量はさらに拡大していくもとみられる。

台風被害受けながらも久米島漁協第4位に
久米島漁協は6月の相次ぐ台風5、6号の被害を受け、約300トンが収穫できない状況となった。同漁協で1989年のモズク養殖開始以来の被害となり、ことしの最終的な漁模様が懸念されたが、結局2,258トンで県内第4位となり、同漁協過去最高の生産量となった。
伊是名漁協は1,113トンで県内第5位。ここ数年上位に食い込(以降本誌に続く)ご注文はここから。