「もずく天ぷら」ではなく「もずくかき揚げ」じゃない?

googleトレンドで「もずく」で検索の「関連キーワード」に「もずく天ぷら」が上位でアップされる。
つまり、一般客は「もずく天ぷら」に興味を持っている。だが、モズク天ぷらは存在しない、とウエハラは主張したい。
「天ぷら」とは衣の中心に具材があるもの。具材は固形物で真のこと。
「かき揚げ」とは衣そのものに具材のようなものが混ざっているもの。
という趣旨を以前、沖大菓子講座で安次富純子先生(沖縄料理学院校長)から教わった。ウエハラもその口座の運営委員をしていた。
沖縄では「天ぷら」と「かき揚げ」を一緒くたにしていて、峻別していない。
「なにを、天ぷらであろうと、かき揚げであろうと、そんなの関係ない。一緒で良いじゃない!」
という人がいるが、それでは「言葉」として意思疎通ができないよ。