【モズク産地漁協速報!】伊是名漁協、早摘みモズクは2月後半失速、 4、5月水揚げ盛漁期に期待

沖縄県の養殖モズク生産は、本格水揚げの4月を迎えている。養殖モズクの
水揚げが最も早い伊是名漁協は2019年12月、早摘みモズクを初水揚げし、
好調スタート。しかし、年明け後の2月後半、失速した。スター
ト時の好調さから、今期増産を期待していた。同漁協では、生産量の目標量1068
トンはクリアできるとみる。
仲田吉光組合長は、「4月9日、生産者部会を開き、現在の生育状況と4、5
月の水揚げ量の見通しを出し合う」と話し、今期の生産予想はこの生産部会での
話し合いしだいだと説明する。
同漁協は、モズク養殖に特に力を入れており、生産基盤整備ばかりでは
なく、流通面では本土大手量販店での販売にも強力に取り組んでいる。