【モズク速報!】2月末累計生産量は前期比3.8倍 「豊作型か?」期待寄せる 県もずく協事務局

今期のオキナワモズクの漁模様について県モズク養殖業振興協議会事務局
は、「不作だった前漁期と比べ良い状況で推移している」と話している。現
在3月末水揚量の集計中。「本格的な水揚げ時期にならないと、正確なことは
言えないが、すでに集計済みの2月末までの累計生産量を見る限り、今期は
豊作型で期待できる」と語っている。
今漁期の2月末までの沖縄全モズク生産漁協の累計水揚げ量は2800トン。
3月末までに揚がるオキナワモズクは 早摘みモズクと呼ばれ、独特の食感
から主にスープ用に仕向けられている。
事務局員によると、今期のこれまでの生産状況は大方順調に推移していると
いう。「最盛期の4月半ば以降にならないとはっきりとしたことは言えないが、
豊作型のようにもみえ、目標生産量2万トンは達成できそう」と語っている。
なお、前漁期のオキナワモズク生産量は2018年12月80.1トン、2019年
1月249.7トン、2019年2月406トンで、累計735.8トンだった。前漁期と
比べ今期は3.8倍のペースで推移している。