親友が作った赤ちゃんイカスモークだった

親友が作ったものだった。定置網で漁獲された赤ちゃんイカは、
通常だと雑魚としてほとんど買いたたかれてしまう。だが、スモーク
ラボ香屋ができ、スモーク加工することで付加価値化を実現した。
赤ちゃんイカが、ちょうどよい大きさになっている。
これぞ親友マジック。
同じ事をうえはらは、2009年、良いもの企画の社長・白田さんの講演
(沖縄県農水産販売促進協議会主催)で聞いた。白田さんは、長野県だったか、
アユ漁家の娘。通常、小型のアユは値が付かず、ほとんど廃棄されていたが、
白田さんはマーケットリサーチで、旅館では小型のアユの方がむしろ懐石料理
としてニーズがあり、料理人にも喜ばれることを知る。そして、白田さんは、
小型のアユの販路を次々と切り開いた。
これと同じことが岩手の山田町で、親友が始めたようだ。貴重な赤ちゃんイカ、
心して味わった。桜のチップの香りも大変よい。