2019年4漁協が目標生産量達成4漁協のノウハウを学べ

2019年のオキナワモズク生産量は1万5,190トン(目標2万トン)と不作だった。
しかし、
①名護、
②恩納村、
③宜野座村、
④久米島、
の4漁協は目標生産量を達成した。
とういうことは、落ち込みがなかったということ。
名護、恩納村、宜野座村、久米島、の4漁協は取引先に対し、約束を守ったということである。取引先の他府県モズク加工業者にとって、原料を量・価格・納品時期を適切に安定的に入手できることは事業継続の重要問題である。原料供給が不安定では事業発展どころか、継続させままならぬ。2019年漁期のように1Kg当たり300円と高騰したのでは最終商品への価格転嫁も難しいため、非常に厳しい商いを強いられる。
沖縄県で養殖モズクが導入されて40年余が過ぎている。全県合計が不作と言われているなかで、4漁業は目標生産量を達成した。沖縄県もずく養殖業振興協議会は、これらの漁協ではなぜ目標生産量を達成できたのかを真摯に研究し、安定生産、安定価格の実現を追求すべきだ。