来期暖冬でモズク生産に不安感

来年の冬は暖冬になるらしい。
朝のニュースで気象庁が予想していた。
すると、養殖モズクはまた不作になるのか?
水温26度(定かではない。25度かもしれない)が
モズクの生育の良好温度(ちゃんと調べなくちゃ)。
苗床の適温は18度って覚えているけど、
各漁場の漁期ごとの水温の過去データがないため、いま機械学習の
特徴量設定に苦労している。
17年ほど前、わが師匠アザミさん(故人)はパヤオ漁業で、出漁する
前に、米軍のインマルサットの海水温データをチェックしていた(モニターに映し出された画面を)。
「ほら、このパヤオのそばの黒潮の表面温度、これが入り込んでるから明日は釣れるぞ」
と漁師自身が編み出した画像解析の仕方を教えてくれた。
あれから、17年経ってるのに、県内極沿岸域の水温データもオープン
化してないのか?
鹿児島県のブリの里・東町漁協の漁師のように、漁場に着いたら、まず、
海水温を計る、ということをしてほしい。
そのデータを漁協へ上げ、漁協はそれをデータベース化する。さらに、そのデータベースをオープンデータ化すれば予測などに使えるのに。
水温データは、モズク生育に大きな影響を与えるだが、県・県もずく
協は、その全県的データをどのように集めるかを議論していない。
やはり、PDCAを回さない組織は良くならない。