消費減退か?

モズク浜値の高騰で2019年シーズンは、モズク商品売れ行きピークの夏場に、消費が冷え込む事態となっている。
8月9日開かれた沖縄県もずく養殖業振興協議会総会で配布された
資料「KSP-POSもずく商品の月次トレンド(全国713店舗」を
みると、集計金額は前期よりも落ち込んでいることが分かる。
これは全国713店舗の食品スーパーなど小売店舗の売り上げデータをKSPが集計し、解析したもの。
折れ線グラフの集計金額を見ると、
1月1.08、
2月1.08、
3月0.98.
4月0.86、
5月0.93、
6月0.89、
となっている。
ことし、2月まではわずかに前期を上回っていたが、目標生産量2万トン割れの情報が流れた3月、前期割れし、その後、需要ピークの夏場に向かっても前期割れした状態が続いている。この3,4年絶好調だったモズク商いだったが、注意信号が点滅しだした。(詳細分析は本誌で)