モズク原料投入額と生産額、県外移出率—なんか沖縄は損しとる?

1月 20, 2020 モズク, モズクの話

モズク原料投入額と生産額、県外移出率—なんか沖縄は損しとる?

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 表5-3-1「モズク原料投入額と生産額、県外出荷率」は、これもウエハラが2011年に調査研究し、まとめたまもである。

 当時、モズク養殖業(モズク漁業者)は22億1900万円の生産額をあげる。うち県外出荷率はゼロだ。次にモズク1次加工業者はモズク養殖業者から原料19億9700万円分のモズクを買い、1次加工品28億円を造る。これはほとんど、本土加工メーカーへ出荷される。これがモズク原料のメーンストームである。

 そして、モズク2次加工業者はモズク養殖業から購入した1割と、1次加工業者が生産した5%(7000万円)の合計2億7200万円の原料モズクを投入し、19億8000万円のモズク加工品を生産する。加工品の県外出荷率は10%である。

 1次加工業者の原料投入額、生産額が

 19億9700万円→28億円、

に対し、2次加工業者は、

 2億7200万円→19億8000万円、

を生産している。その原料投入対生産額は、

1.40:7.28

である。どちらが得か一目瞭然だ。なぜ、沖縄のモズク関係者ははるかに有利な道を選ばないのか?

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